半袖で過ごすには肌寒くなってきましたね。
秋の訪れが感じられますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の一番好きな季節は秋なので、過ごしやすくなってきて嬉しい気持ちもあります。
しかしその反面、こんなにも来るのが遅いと、やはり去っていくのも一瞬なんだろうな…と思って悲しくもなりました。
温暖化の影響で年々夏が長くなっていますから仕方ありませんね。自然には抗えません。
さて、そんな話はさておき。
今回のブログは…なななんと!現場についての内容ですよ!
安全パトロールではなく、現場作業の様子をまとめていきます!
(現場の風景を撮影してくれた方、そして撮影に協力していただいた企業様にお礼申し上げます。)
撮影場所は、過去のブログにも取り上げた某小学校で行われているマンホール型トイレ設置工事現場です。
これはコンクリート圧縮強度試験の様子です。
入社してから初めて試験機械を目にしたので、説明していただくまでは何の写真なのか全く分からなかったのですが、
左側の円柱のような形をしたコンクリートが圧縮され、その強度が右側のパネルに表示されるそうです。
用意するサンプルは3つ。
3つの圧縮強度を平均した数字が試験結果になるそうです。
こちらはその結果になります。
26.9N/mm2…ということはつまり、
1m2に換算すると約2,743,800kgまでの重量なら耐えれるということになりますね…🤔
そう考えたらコンクリートって凄い強度ですね。
それでも劣化やらでひびが入ったり、最悪の場合は崩壊すると考えると考えさせるものがあります。
しかし、そんな強度まで開発することが出来た人や、それを建材として使用すると良いと考えた人や、
様々な人のアイデアがあってこそ、この建設業界が成り立っていると思うと感動しますね。
これ以上壮大になるとこのブログの終わりが見えなくなってしまうので次の工程に参りましょう😅
こちらは型枠を組んだ状態の写真です。
小さな面積ですが、それでも細かく型枠が組まれているのが分かります。
根切り→砕石を敷く→墨出し→型枠を組む というのが一連の流れですので、
恐らく完成するまで最低三日はかかるでしょう。
写真の中央に見える機械はコンクリートポンプ車の一部分です。
今からコンクリートの打設をおこなっていきます!
コンクリート打設の瞬間を写真でも見るのは今回が初めてです。
写真に映っているだけでも作業員は7人居ますね。
この小さな面積だけでも7人ということは、
もっと大きな場所だと一体どれほどの従業員の手が必要なのでしょうか…
排出部分からコンクリートが流され、揃えられていく様子が分かります。
飛び出している鉄筋には黄色の目印がありますが、
これはその部分までコンクリートを打設するという意味だと思われます。
作業も終盤に差し掛かってきました。
遠くから見ると、案外薄く打設されているように感じますが、これでも十分な強度があるんですよね。
ちなみに、強度が高いと思われがちなコンクリートですが、実はモルタルの方が強度が大きかったりします。
しかしモルタルには、圧縮力が弱くひび割れやすいという特徴もあるので、
土木工事などに使用できるのがコンクリートという訳です。
この作業を終えて、最後に仕上げをすればコンクリート打設は終了です。
写真をじっくり見れば分かりますが、端の部分まで綺麗に打設されています。
細部まで丁寧に、そして急がなければならないとなるとかなり神経を使うかと思います。
私もいつかはこのような現場に立ち会う機会が出来るのでしょうか。
そう思うと数年後が楽しみです。
完成した写真はこちらです。
こうして見ると大きく感じますね。
私が実際にコンクリート打設の現場写真を見たのはこれが初めてなので、
一体どれほどの出来栄えなのかは分かりませんが、
今分かるのは「普通は出来ないことをしている」ということです。
ですが年月が経てば、今分からないことも分かるようになっているはずです。
浅い知識でまとめましたが、いかがだったでしょうか。
次からもこのように書いていき、そして次回までには新たな知識を蓄えておきます💪
更新はいつになるかは分かりませんが、進化した私のブログを楽しみにしていてください😎✨
長々と失礼いたしました。それではまた次回!お会いしましょう👋